みなさん、はじめまして。
今日は、今まで私が住友商事で働いてきた中で
最も印象に残っているエピソードをお話します。
入社2年目の冬、
米国事業会社の次年度事業計画策定の為、米国に出張したときのことです。
リーマンショックの半年前でしたが、既に米国経済に陰りが見え始めていて、
今日や今月の数字(利益)すら全く読めない状況下、
事業会社の経営陣が作成した数字を、
投資元である我々が納得する数字に落とし込む作業をしました。
前提となる市場データを精査し成長の余地が見込める部分を指摘したり、
コスト削減可能な項目がないかどうか、
現地駐在員や経営陣に確認し、最終的な事業計画書にまとめました。
計画書の承認期限が迫り、帰国次第社内関係部署へ説明しなければならず、
いつもなら穏やかな気持ちで過ごす帰路の機内で、
準備と緊張のあまり全く落ち着かなかったことを覚えています。
無事に計画書が承認され事業年度が始まったとしても、
全て計画どおりに進むことはないに等しく、
そのたびに数字を作ることの難しさと事業が生き物であることを痛感しました。
そして、毎月現地から上がってくる数字をただ受け止めることしかできない自分が、
もどかしく悔しかったです。
今、経理担当者として、
当時と全く異なるアプローチで数字と向き合い分析する過程は、
とってもエキサイティングです。
いつか事業現場で数字を作り出す立場となったとき、
確固たる自分の尺度を持って管理できるようになることが、
当面の目標です。



















