PEOPLE

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「指導員という存在」

私にとって、今年一番の出会い、それは新入社員の加藤との出会いです。

弊社には指導員制度というものがあり、
入社してから半年間、新入社員は指導員の下でOJTを受けることになります。
私は加藤の指導員となりました。指導するにあたり、
思い返したのは自らの新人時代のことです。

学生から社会人となり、
いきなり荒波の中に放り出され、もがき苦しんでいるとき、
私は指導員に厳しく教育して頂きました。
厳しい指導ゆえに、
時には沸き上がる感情のまま、自分の幼稚な不満を指導員にぶつけるという
反抗期のような時期もありました。
そしてあまりにも冷静に意見され、
よくよく考え返してみれば、自分の考えが甘かったことに気づき、
悔し涙を流したこともありました。

今振り返っても、確かに私の指導員は非常に厳しかったと思うのですが、
その指導員に対して思うことは、感謝と尊敬の気持ちしかありません。
それは、厳しい指導の奥にある愛情を
しっかりと感じていたからに他ならないと確信しています。

仕事で失敗した時、
うちで飲むか? と自宅に招待して頂き、
励ましてもらったことは今でも忘れません。
ただ、飲み過ぎて、新居で初めて吐くという醜態は、
未だに申し訳なく思っております。

私が加藤の指導を始めてもう8ヶ月が経ちましたが、
私の加藤に対する指導はどうかと言えば、
かなり厳しくしていると自負しています。
しかし、先日妻から、私が家にいるときには、加藤のことばかり話している、
まるで自分の子供みたいに、と言われてしまいました。
どうやら、私の加藤に対する指導も、なかなか愛情に溢れているみたいです。
当の本人が、どう感じているのか、定かではありませんが…。

自分自身のことや自分の会社での役割、仕事に対する考え方について、
指導員をすることで見つめ直すことも多くなりました。
短い指導員期間、どれだけの事を教えられるかは判りませんが、
先輩として、自信を持って後輩に背中を見せられる自分でありたいと考えています。

中林 宏文
「ビッグスケールビジネス の魅力とは?」
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